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元国交省キャリアに有罪 飛鳥歴史公園汚職で大阪地裁
このニュースのトピックス:防災・交通安全
国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県明日香村)発注工事をめぐる汚職事件で、加重収賄罪などに問われた元国土交通省キャリアの同事務所長、高松正彦被告(43)の判決公判が3日、大阪地裁で開かれた。長井秀典裁判長は「機密事項を内密に知らせる不正行為の謝礼として安易にわいろを受け取り、国民の信頼を著しく損なった」として、懲役2年、執行猶予4年、追徴金100万円(求刑懲役2年、追徴金100万円)を言い渡した。
この事件では、あっせん収賄罪などで高松被告の先輩キャリアの上島晃嗣(53)、贈賄罪などで建設会社「槇峯建設」元社長、槇峯和也(67)の両被告も起訴されている。
長井裁判長は執行猶予をつけた理由について「わいろを積極的に求めたわけではない。予定価格を知らせてほしいという槇峯被告の要求をいったんは断っており、関与は消極的だった」と述べた。
判決によると、高松被告は上島被告の指示で、16年12月と17年7月に行われた同公園・甘樫丘地区の防災工事入札の際、槇峯被告に非公表の予定価格を教えた見返りに計100万円を受け取った。
高松被告はこの日、グレーのスーツにネクタイ姿で入廷。裁判長に向かって頭を深々と下げ、緊張した表情で背筋を伸ばして証言台に立った。主文を言い渡されても手を前で組み、じっと一点を見つめたまま判決理由に聞き入った。
閉廷後、猶予判決の感想を問う報道陣に対し、安堵(あんど)の表情をみせながらも「反省の気持ちを忘れずにいたい」と返答。さらに「上島被告の指示で事件に巻き込まれたのでは」と問われると、「悪いことをしたのは事実ですから。今は申しわけない気持ちです」と話した。
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