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原告団が「合意書案」提示 薬害肝炎訴訟

2008.6.23 21:36
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和解が難航している田辺三菱製薬に合意案を提出するため御堂筋を行進する原告ら=23日午後、大阪市中央区和解が難航している田辺三菱製薬に合意案を提出するため御堂筋を行進する原告ら=23日午後、大阪市中央区

 薬害肝炎訴訟の全国原告・弁護団は23日、被告企業との和解に向けた原告側の基本合意書案を田辺三菱製薬(旧ミドリ十字、大阪市)に提示した。合意書案は、同社が薬害を生じさせ拡大させた責任を認めて謝罪することを求めており、その内容を踏まえて、原告と同社幹部らが初めて直接交渉を行った。同社側は内容を検討し、来週中に回答する意向を示した。

 原告・弁護団はこの日、同社がこれまで原告側の要求に難色を示し、和解に向けた交渉が難航していることに抗議するため、約150人が大阪市北区の中之島公園から同市中央区の同社本社まで行進し、「田辺三菱は企業モラルを正せ」と訴えた。その後、全国原告団代表の山口美智子さん(52)らと同社の松田伸一執行役員法務部長らが直接交渉した。

 合意書案は「責任と謝罪、および再発の防止」など5項で構成。同社側が被害を生じさせ拡大させた責任を認め謝罪した上で、反省を踏まえて命の尊さを再認識し、再発防止に最大の努力を行うことなどが盛り込まれている。

 山口さんは「直接交渉が実現できたことは大きな前進。田辺三菱は合意書案を受け入れ、早く和解に応じてほしい」と話した。

 薬害肝炎訴訟は今年1月、国と和解基本合意書を締結したが、田辺三菱を含む製薬企業3社とは合意に至っていない。

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和解が難航している田辺三菱製薬に合意案を提出するため御堂筋を行進する原告ら=23日午後、大阪市中央区
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