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【防衛省汚職】「便宜に当たると認識」 守屋被告が前回の供述撤回
このニュースのトピックス:刑事裁判
防衛装備品調達をめぐる汚職事件で、収賄と議院証言法違反(偽証)の罪に問われた前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)と贈賄側の山田洋行元専務、宮崎元伸被告(69)らの公判が16日、東京地裁(植村稔裁判長)で開かれた。守屋被告は被告人質問で、前回公判で「特定企業への便宜はない」とした供述を撤回し、「間違いだった。便宜はあったと認識している」と述べた。
前回公判で行われた被告人質問で、守屋被告は、航空自衛隊次期輸送機(CX)エンジンの選定など8事例が防衛専門商社「山田洋行」への便宜供与に当たるとする検察側の指摘を「いずれも便宜は図っていない」と否定し、「国民や隊員のためだと信じていた」と述べていた。
今回の公判で、守屋被告は、弁護側から改めて便宜供与への認識を問われ、「前回は言い過ぎた。間違いだった。高級官僚である私の意向を話すだけで、宮崎被告の営業活動に有利になり、便宜に当たると認識している」と供述。「私の発言は省内で重みがあり、軽々な発言はすべきでなかったと反省している。恥ずかしく、いたたまれない」と反省の言葉を述べた。
また退職金の全額返納については、東京都新宿区内の自宅を売りに出していることを明らかにし、「7月までには返納できるようにした」と述べた。


