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「政治家の介入」最高裁判断せず NHK改変訴訟
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2審判決が「NHK幹部が政治家の意図を忖度(そんたく)した」と指摘した番組改変訴訟。2審の審理中に朝日新聞が「政治家の介入があった」と報道したこともあり、NHKと政治家との関係が注目された。最高裁がこの問題をどう判断するかも焦点だったが、争点の判断に必要なかったために判決ではまったく触れられなかった。
2審審理中の平成17年1月、朝日新聞が、官房副長官時代の安倍晋三元首相らの圧力で番組内容が改変されたと報道。翌日にはNHKの担当チーフプロデューサーが会見し、同様の主張をした。
一方、名指しされた安倍元首相やNHKはこれを全面否定。当事者間で質問状がやり取りされるなど、激しい応酬になった。朝日新聞は17年9月、取材が不十分だったことを認めたが、記事の訂正や謝罪はせずにうやむやになっている。
19年1月の2審判決は、事実関係から「NHK側が政治家の意図を忖度して改変が行われた」と指摘。一方、政治家の介入については「認めるに足りる証拠はない」と述べた。最高裁は2審の指摘をすべて取り消した。