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個人情報完黙の万引男「留置番号57番」に懲役3年求刑 千葉地裁 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
コーヒー牛乳などを万引したとして常習累犯窃盗の罪に問われた氏名不詳の男の初公判が30日、千葉地裁(石田寿一裁判官)で開かれた。男は逮捕後、身元について一貫して黙秘したため「行徳署留置番号57番」とされた。この日の公判では罪を認めたが、「(裁判は)茶番劇で無駄な時間。こんな悪い奴は早く刑務所に入れたらいい」と述べるなど、法の裁きを軽んじる姿勢に終始。検察側は懲役3年を求刑し即日結審したが、男は「3年は短いですね」と言い放った。
起訴状によると、男は4月8日、千葉県船橋市本町のスーパーであんパンやコーヒー牛乳など5点(526円相当)を万引した。平成13年以降、窃盗などの罪で東京、山口、横浜、宮城の各地裁に計4回、氏名不詳のまま起訴され、有罪判決を受けた。
男は見たところ60代くらい。髪とあごひげに白い物がまじり、茶色いフレームの眼鏡をかけ、グレーのトレーナー、黒のスエット姿で出廷した。
「名前は言えませんか」
「はい」
「名前、住所、職業、これらについては黙秘権がありませんが」
「不利になっても言いません」
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