ニュース: 事件 RSS feed
「ボトルの形自体がブランド」 コーラ瓶の立体商標認める 知財高裁 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:知的財産
炭酸飲料「コカ・コーラ」の瓶ボトルが「立体商標」として認められるかどうかが争われた訴訟で、知財高裁は29日、商標と認めなかった特許庁の審決を取り消した。飯村敏明裁判長は長年の販売実績などを踏まえて、「ボトルの形自体がブランドイメージ」と判断した。ロゴなどが付いていない飲料品容器で立体商標を認めたケースは初めて。
飯村裁判長はコカ・コーラのボトルについて、「飲料用容器として通常採用されている形の域を出ない」とする一方、(1)日本国内でも昭和32年から一貫して同一の形で販売されている(2)現在でも年間9600万本の販売実績がある(3)年間30億円の広告費で消費者に印象づけている(4)同じような特徴を持ったボトルは他にはない−などを指摘。
その上で、「ボトルの形自体がブランドイメージとして認識されており、『コカ・コーラ』のロゴがなくても、他社商品と容易に識別できる」と判断、立体商標として認められると結論付けた。

