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【総連幹部尋問(1)】「昨年3月、パレスホテルで満井被告と初めて会った」(13:14〜13:35) (1/5ページ)
《在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)から不動産と資金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)被告(73)と不動産会社「三正」元社長、満井忠男被告(74)の第3回公判は28日午後1時14分、東京地裁104号法廷で開廷した》
《両被告は開廷の約20分前に入廷。傍聴人が入る前にすでに着席していた。緒方被告は濃いグレーのスーツ姿で、胸には弁護士バッジが輝いていた。満井被告はグレーのスーツを着用。2人とも被告人席の机に書類を広げ、万年筆を持ってメモの用意を整えている》
《22日の第2回公判では検察側が請求した証拠の取り調べが行われ、この日の公判からいよいよ証人尋問が始まる。最初の証人は、検察側が詐欺の「被害者」と位置づけた総連の趙忠治・財務担当常任委員だ。検察側の証人として質問を受ける》
林正彦裁判長「それでは開廷します。証人を呼んでください」
《書記官がいったん法廷外に出て、趙委員を連れてきた。趙委員は恰幅(かっぷく)のいい体に黒のスーツを身にまとっていた》
《趙委員は、総連の実質ナンバーワンである許宗萬責任副議長、総連代理人で元日本弁護士連合会会長の土屋公献弁護士とともに、緒方被告らにだまし取られたとされる総連中央本部(東京都千代田区富士見)の土地・建物の売買交渉を担当し、売買を前提に満井被告に総連資金4億8400万円を手渡した人物だ。“密室”の取引現場にいた事件のキーマンだけに、その証言に注目が集まる》
《また趙委員は、緒方被告らを起訴した東京地検特捜部の参考人聴取に「総連をだましたのであれば、絶対に許すことはできない」と条件付きで被害感情を吐露したとされる。しかし、総連の実質的なナンバー3とされる南昇佑副議長は捜査段階の昨年7月11日、わざわざ記者会見を開き、「だまされたという認識はない」と総連側の公式見解を述べており、趙委員が被害感情についてどういう証言をするかにも関心が高まっている。最重要証人のいきなりの登場に、検察側と弁護側の激しい攻防が予想される》
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