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【法廷から】飛躍した言い訳 痴漢した理由、「生い立ちが関係」? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
春だからだろうか。性犯罪で起訴される事件が連日のように続く。
東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた男性被告(44)の初公判を15日、東京地裁で傍聴した。
起訴状によると、被告は3月13日昼、JR有楽町〜神田駅間を走行する電車内で、女子中学生(15)の尻を左手で触った。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
弁護人「なぜ犯行に及んだ?」
被告「その場では頭が真っ白で何も分からなかったが、してはいけないと分かっていた」
弁護人「犯行中は分からなかったとしても、今現在はなぜだと思う?」
被告「ゆっくり考えたが、やはり幼いころからの生い立ちが関係していると思う」
弁護人「生い立ちが関係しているとは、具体的にどういうこと?」
被告「生い立ちが関係して、他人の顔色をうかがってびくびくして、人とうまくやっていけない性格になった」
ここで裁判官が被告人質問に割って入った。
裁判官「人とうまく付き合えないことが、なぜお尻を触る行為につながるのか?」
被告「女性の身体に偶然触れるとぬくもりを求めてしまう。つい手が出てしまう」
再び弁護人が生い立ちについて質問する。
弁護人「生い立ちというのは具体的には?」
被告「小さいころから虐待を受けていて、生活が貧しかったから学校でもバカにされた。落ち着ける場所がどこにもなかったものですから、性格がゆがんだ」
弁護人「虐待というのは具体的には?」
被告「ロープで逃げられないように手首を縛られて、天井からつるされた」
あきれた顔でこのやりとりを聞いていた検察官は、弁護側の主張に真っ向から反論した。