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さいたまのドンキ放火3人死亡 2審も無期懲役
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さいたま市で平成16年12月、量販店が連続して放火され、「ドン・キホーテ浦和花月店」で男女3人が死亡した事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた無職、渡辺ノリ子被告(50)の控訴審判決公判が15日、東京高裁で開かれた。永井敏雄裁判長は求刑通り無期懲役とした1審さいたま地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。
弁護側は「被告は事件当時、若年性認知症だった可能性が強く、善悪を判断する能力などが著しく欠けていた」と主張していたが、永井裁判長は「1審での精神鑑定は信用でき、渡辺被告が心神喪失や心神耗弱だった疑いはない」として、完全責任能力があったと判断した。
その上で、永井裁判長は、犯行動機を「当時の交際相手と会えないのにいらだち、その鬱(うつ)憤(ぷん)をはらすためだった」と指摘。「動機に酌むべきものはない」と断じた。
一方、ドン・キホーテ浦和花月店については「防火体制に問題がないわけではなかった」と述べた。
判決によると、渡辺被告は16年12月13日と15日、さいたま市内の4店舗で計7件の放火を繰り返した。うち同市緑区のドン・キホーテ浦和花月店が全焼、店員の大島守雄さん=当時(39)、小石舞さん=同(20)、関口舞子さん=同(19)が焼死した。