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【検察側の冒陳(10)】「面倒みてもらわないと困る」緒方被告が取り分要求 (3/3ページ)
満井被告は同日、経理担当従業員に医療電子科学研究所名義の口座から、緒方法律事務所緒方重威名義の普通預金口座に、詐取金の中から医療電子科学研究所名義の口座に入金させていた1億円のうちの7000万円を振込送金させた。
さらに、満井被告は4月27日ごろ、経理担当従業員に詐取金のうちの現金3000万円を満井被告の医療電子科学研究所に対する貸付金の名目で医療電子科学研究所名義の口座に入金させた上、同口座から緒方法律事務所緒方重威名義の口座に振込送金させ、3000万円は5月1日に同口座に入金された。
緒方被告は、詐取金の中から分配を受けた計1億円について、満井被告との打ち合わせ通りに緒方被告の医療電子科学研究所に対する貸付金の返済であるかのように装うため、緒方法律事務所緒方重威名義の口座の預金通帳の7000万円の入金が印宇された所と3000万円の入金が印字された所に、それぞれ手書きで「貸付金返済」と虚偽の記載をした。
・河江被告への分配など
河江被告は満井被告から、4月26日ごろと5月18日ごろの2回にわたり、分配分として詐取金の中から計1億円を受け取った。また、河江被告は、6月1日ごろ、土地・建物の所有権移転登記を申請するに当たり、満井被告から申請に必要な登録免許税分として、詐取金の中から現金5000万円を預かった。
・満井被告への分配
満井被告は、詐取金4億8400万円のうち、緒方被告名義の口座に振込送金した計1億円と、河江被告に交付した計1億5000万円を除いた残り2億3400万円を自己の取得分としていた。
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