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【検察側の冒陳(10)】「面倒みてもらわないと困る」緒方被告が取り分要求 (1/3ページ)
〈朝鮮総連からの詐取金計4億8400万円の分配状況など〉
・緒方被告への分配など
満井被告は、平成19年4月18日ごろ、朝鮮総連財務担当の趙忠治常任委員から現金計4億2500万円を詐取したが、翌日ごろ、緒方被告に対し、「趙常任委員さんから4億円くらいの現金を受け取りました。今回の朝鮮総連の件に関する緒方先生への報酬を考えて、その中から今月末までに、医療電子科学研究所の口座を経由して緒方先生の口座に1億円ほど入金いたします」などと言って、朝鮮総連から現金4億2500万円を詐取したことを報告するとともに、その詐取金の中から1億円を医療電子科学研究所社名義の口座を経由して緒方被告の口座に振込送金することを伝え、緒方被告もこれを承知した。
満井被告は、同日にあたる4月19日ごろ、医療電子科学研究所の代表取締役らに指示して、詐取金4億2500万円のうちの1億円を医療電子科学研究所名義の口座に入金させるとともに、医療電子科学研究所と関係のある会社に対する1億円の架空売上げを計上する不正な帳簿操作を行わせた。
24日夜には、緒方、満井両被告と河江被告が東京都中央区築地のすし店に集まった際、緒方被告は満井被告に対し、「今回の総連の件は、河江君と私が前面に出て動く話だから、ちゃんと面倒を見てもらわないと困る」などと言って、朝鮮総連から詐取した現金の中から、自分と河江被告の取得分をきちんと分配するよう要求した。
これに対し、満井被告は「そちらの方は、前にも言ったとおり、ちゃんと分かっていますから大丈夫ですよ。それも含めて金を引いてきたんですから。先生にも骨を折ってもらっているんですから、ちゃんとします。河江さんにも、ちゃんと考えていると言ってあります」などと言って、詐取金の中から緒方被告と河江被告の取得分をきちんと分配することを改めて約束した。
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