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【検察側の冒陳(8)】「総連側で買い手を探さないでもらいたい」 (2/4ページ)
さらに、河江被告は緒方被告から、「最後の部分に、今から言うとおりの文章を入れてもらえるかな」などと言われて、報告書案中に「最終的な売買期日の確定は、次回打ち合わせにて行えるものとの確信を得た」という文章を書き加えるなどし、虚偽の報告書を完成した。
そして、河江被告は翌27日ごろ、同報告書を土屋弁護士にファクスし、土屋弁護士はその報告書を総連財務担当の趙忠治常任委員に転送するなどした。
・緒方被告は同月下旬、土屋弁護士に対し、「社長と会ってきました。社長はぜひこの取引に協力したいと言ってくれています」、「社長は確実にお金を出してくれますから、総連の方で独自に総連本部の買い手を探したりはしないでもらいたい」などとうそを言った。
・緒方被告は同月31日朝、東京都港区のホテルで、満井被告と河江被告に対し、朝鮮総連と整理回収機構との間の民事訴訟の判決期日が6月18日に迫っていたことや6月1日から満井被告とともに中国に赴くことなどから、5月31日中に朝鮮総連側とハーベスト投資顧問との間で、売買代金の支払い時期を所有権移転登記手続きの完了を買い主が確認した後とするとの内容で土地・建物の売買契約を締結することなどを指示した。
これを受けて、満井被告は「購入資金を出資する航空ベンチャー会社社長が所有権移転登記手続きの先履行を強く希望している」とうそを言い、朝鮮総連側を誤信させ、この内容の売買契約締結に応じさせることなどを提案、緒方被告と河江被告も賛成した。
・その後、河江被告は電話で土屋弁護士に対し、「社長と話をして決まりました。今日、契約できます。社長の方で資金は間もなく用意します」などとうそを言った。
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