ニュース: 事件 RSS feed
【検察側の冒陳(8)】「総連側で買い手を探さないでもらいたい」 (1/4ページ)
〈緒方、満井、河江各被告が朝鮮総連関係者に虚偽の事実を言うなどして土地・建物を詐取した状況など〉
・河江被告は平成19年5月26日ごろ、電話で土屋公献弁護士に、緒方被告とともに航空ベンチャー会社社長と会ったが、社長は間違いなく総連中央本部の土地・建物の購入資金を出してくれるとうそを伝えた。
・また、河江被告は同日ごろ、緒方、満井両被告の指示に従って、同日の緒方被告と河江被告、社長との面談の際の状況として、社長から自身の思想について説明があり、緒方被告の考えに共感するとの表明があったこと、この出資にゼニカネの問題ではなく取りくむという社長の強い意思を確認したこと、社長が来週中に同志の意見を確認し、話をもらうことになることなどを記載した。社長が購入資金の出資に積極的であるという虚偽の報告書の案を作成した上、これを緒方被告にファクスした。
この報告書案の送信を受けた緒方被告は、電話で河江被告に対し、報告書案中の「来週中に同志の意見を確認し、話をもらうことになる」という趣旨の文章について、社長がすでに仲間に出資の話を持ちかけているという意味になるように「すでに話を持ちかけている」という表現を入れたり、文意を強調するために「確定的」いうような修飾語を入れるよう具体的に修正の指示をした。
そこで、河江被告は実際に、社長から土地・建物の購入代金の出資を断られており、社長が仲間に出資の話を持ちかけている事実などないのに、緒方被告の指示どおりに報告書案中の文章を、「来週中に同志(すでに話を持ちかけている)の意見を確認し、確定的な話をもらうこととなる」と修正した。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【検察側の冒陳(9)】「満井に詫び状書かせればいいんだ」と緒方被告

- 【検察側の冒陳(7)】東京駅のカレーショップで投資家探し依頼

- 【検察側の冒陳(6)】投資家確保が不成功「満井さんは口先ばかりだ」

- 【検察側の冒陳(3)】TSKビル地上げで暴力団関係者らへの資金必要

- 【検察側の冒陳(2)】相次ぐ資金調達失敗 “初仕事”は2億8000万

- 【検察側の冒陳(1)】事業と金銭で「弁護士と依頼人」の関係を超越

- 【総連事件初公判(12)完】被告側の冒陳“飛び飛び” 最後に「本件は冤罪!」(17:15〜17:35)

- 【緒方被告側の冒陳(1)】「資金が必要な事情なかった」

- 【総連事件初公判(1)】「職業は?」「弁護士です!」 古巣・検察との対決にも緒方被告落ち着いて…(14:00〜14:15)

- 【総連事件】「詐欺にあたらず無罪だ」緒方、満井両被告とも全面否認



