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【検察側の冒陳(8)】「総連側で買い手を探さないでもらいたい」 (1/4ページ)

2008.5.14 21:48
朝鮮総連本部偽装売買事件で東京地裁に入る元公安調査庁長官の緒方重威被告=14日午後0時56分、東京地裁(大西正純撮影)朝鮮総連本部偽装売買事件で東京地裁に入る元公安調査庁長官の緒方重威被告=14日午後0時56分、東京地裁(大西正純撮影)

 〈緒方、満井、河江各被告が朝鮮総連関係者に虚偽の事実を言うなどして土地・建物を詐取した状況など〉

 ・河江被告は平成19年5月26日ごろ、電話で土屋公献弁護士に、緒方被告とともに航空ベンチャー会社社長と会ったが、社長は間違いなく総連中央本部の土地・建物の購入資金を出してくれるとうそを伝えた。

 ・また、河江被告は同日ごろ、緒方、満井両被告の指示に従って、同日の緒方被告と河江被告、社長との面談の際の状況として、社長から自身の思想について説明があり、緒方被告の考えに共感するとの表明があったこと、この出資にゼニカネの問題ではなく取りくむという社長の強い意思を確認したこと、社長が来週中に同志の意見を確認し、話をもらうことになることなどを記載した。社長が購入資金の出資に積極的であるという虚偽の報告書の案を作成した上、これを緒方被告にファクスした。

 この報告書案の送信を受けた緒方被告は、電話で河江被告に対し、報告書案中の「来週中に同志の意見を確認し、話をもらうことになる」という趣旨の文章について、社長がすでに仲間に出資の話を持ちかけているという意味になるように「すでに話を持ちかけている」という表現を入れたり、文意を強調するために「確定的」いうような修飾語を入れるよう具体的に修正の指示をした。

 そこで、河江被告は実際に、社長から土地・建物の購入代金の出資を断られており、社長が仲間に出資の話を持ちかけている事実などないのに、緒方被告の指示どおりに報告書案中の文章を、「来週中に同志(すでに話を持ちかけている)の意見を確認し、確定的な話をもらうこととなる」と修正した。

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朝鮮総連本部偽装売買事件で東京地裁に入る元公安調査庁長官の緒方重威被告=14日午後0時56分、東京地裁(大西正純撮影)
朝鮮総連本部偽装売買事件で東京地裁に入る元公安調査庁長官の緒方重威被告=14日午後0時56分、東京地裁(大西正純撮影)
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