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【検察側の冒陳(6)】投資家確保が不成功「満井さんは口先ばかりだ」 (3/3ページ)
・また、両被告は5月15日ごろ、土屋弁護士の事務所で、総連の許宗萬責任副議長と趙常任委員、土屋弁護士に、「ある弁護士が代理人となっている投資家がすでに購入資金を準備済みだが、弁護士側と売買契約の内容などについて交渉中」とうそを言って、さらに総連側との売買交渉を引き延ばした。
・他方、両被告と河江被告は同日ごろ、緒方法律事務所で弁護士らに、購入資金を出す投資家を同月18日までに確保するよう依頼したが、弁護士は「とうてい不可能だ」と返答した。
・河江被告は同月24日ごろ、東京都世田谷区の喫茶店で、不動産仲介業者らから「弁護士らは投資家探しの依頼を断る」と回答され、両被告に伝えた。このため2人は同日ごろ、土屋弁護士に「弁護士が代理人となっている投資家が最後になってサジを投げてしまった」などとうその言い訳をした。
・土屋弁護士は、弁護士が代理人となっている投資家による投資を期待していたのに、突然ダメになったと聞かされて落胆した。
そのころ、すでに土屋弁護士は趙常任委員から、次のようなことを聞かされていた。満井被告に要求されて、満井被告傘下のファンドが投資しているプロジェクトを解約し、購入資金を用意するのに必要な違約金などの立て替え払い名目で、現金合計4億8400万円を満井被告に支払った−。
そこで、土屋弁護士は24日ごろ、緒方被告に電話で「今まで聞いていた話と違う。満井さんは、ちゃんとファンドの人間をまとめると言っていたのに、これでは口先ばかりだ。だいたい満井さんは、われわれに黙って非公式に総連から4億円以上もの金を受け取っているんですよ」などと言って抗議した。
抗議に対し、緒方被告は「ええ、そうなんですか」と答えて黙り、満井被告が総連側から金を受け取ったことを初めて知ったかのように装った。
・他方、河江は同日ごろ、すでに購入資金の出資を持ちかけて断られていた知人の航空ベンチャー会社社長に、改めて出資を依頼してみたが、社長はこの依頼を断った。
河江は、社長から改めて断られたことを緒方、満井両被告に報告した。
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