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【検察側の冒陳(5)】緒方被告「購入資金調達完了」とうそ (1/4ページ)
〈2人が朝鮮総連側に虚偽の事実を申し向け、計4億8400万円を詐取した状況〉
満井被告は緒方被告との共謀に基づき、4月上旬、総連代理人の土屋弁護士の事務所で総連の趙忠治財務担当常任委員と土屋弁護士に対し、「資金は海外にあるため日本へ持って来るには時間がかかるが、急ぎであるなら、自分の傘下で動いている投資家グループのファンドから資金を用立てることも検討する」などとうそを言った。
満井被告は同月中旬、千代田区のホテルで趙委員に対し、「日本の投資家グループから資金を出してもらうにしても、既に動いているプロジェクトを組み直すと違約金が必要となる」「この話を進めるために、私にお金を託してほしいのです。まずは3億円くらい用意してもらえませんか。そのお金さえあれば、早めに売買契約を成立させられます。さらに、資金を動かすのにお金がかかるかも分かりませんので、念のため、もう1億2000万円から3000万円程度は用意しておいてください」などとうそを言い、計4億2000万円か4億3000万円を要求した。さらにこのことを土屋弁護士には内密にするよう求めた。
これに対し趙委員は、緒方被告とも会った上で対応を考えたいと返答した。
2人は朝鮮総連側関係者の信用を得るため、緒方被告が在日朝鮮人などの境遇に共感しているかのように装うことなどを打ち合わせた。
緒方被告は同月13日ごろ、土屋弁護士の事務所で総連の許宗萬責任副議長、趙委員、土屋弁護士に対し、打ち合わせ通り「在日朝鮮人の立場に共感して土地建物の売買に協力することを決意した」などと発言した。
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