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【緒方被告側の冒陳(7)】「満井被告は総連資金の受領を言わず」 (3/5ページ)
・総連資金授受に関する緒方被告の認識など
公安調査庁幹部らが帰るころ、緒方被告の事務所で働く女性が「総連の許さんが、ぜひ会いたい、近くに来ている、とのことです」と報告し、幹部らが帰った後に女性を通じて連絡したところ、許副議長と趙委員が緊張した様子で緒方被告の事務所を訪れた。
許副議長と趙委員は、緒方被告の事務所に入ってくるとすぐに、「先生、私は先生が大変良くやってくれたのでお礼ということで、満井に1000万円渡しましたが、先生は受け取っていますか」と口々に尋ねてきた。緒方被告は「何のことですか。私は総連からは今回の件でお礼をもらうつもりはないし、満井からそのような金は受け取っていません」と答えた。2人はさらに「やはりそうですか。満井はけしからん奴だ。信用できない。実は満井との間で、誰にも言わない男と男の約束でしたが、満井には先生に渡す金1000万円のほか、4億数千万円の金を渡してあります。これが満井の領収書です」と言って、3億円、1億2500万円、5900万円、合計4億8400万円の金額が記載された書面の写し各1枚(3枚)を見せ、緒方被告に渡した。これらの書面は、緒方被告がファイルに入れて保管し、捜査開始後、緒方被告の事務所において押収された。
許副議長と趙委員はすぐに帰ったが、緒方被告は初めて聞く話であったため非常に驚き、後に満井被告に直接確認するため、緒方被告の手帳の6月11日の欄に、「許さん 満井被告に4億 緒方先生用1000万渡してある」と記載した。
この点について、満井被告は、その後の同月17日ごろ、河江被告に電話で連絡した際、「緒方先生には1円も渡っていません。総連の趙さんから1000万円渡してくれと言われましたが、緒方先生には伝えていません。緒方先生はそういう話を聞いたら、やめるという人です。買い主になる人に1000万渡したということになると、それ何だという話になると思ったから緒方先生に言わなかったんです」などと打ち明けている。
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