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【緒方被告側の冒陳(3)】「総連側にうそつく謀議はなかった」 (5/5ページ)
緒方被告は、河江被告の話が、既に満井被告から聞かされている内容と同じであり、河江被告が豊富な知識・経験を有しているものと判断されたこともあって、河江被告という人物は十分信頼できると考えた。
上記の飲食店で、満井被告が加わるのを待っていた際、河江被告が満井被告から1億円の支払いを約束されているがもらえるかどうか不安であると言うので、緒方被告は、遅れてきた満井被告に、1億円という報酬は多額に過ぎると思いつつも、河江との約束を守るようロ添えした。
このころの話の中で、緒方被告は、満井被告および河江被告から、緒方被告に対する報酬が、契約時の1000万円および5年間で毎年100万円ずつの計500万円、合計1500万円になっていると聞かされたが、緒方被告に対する報酬額が1億円であるという話はなく、朝鮮総連から満井被告に4億円余りの金員が支払われているという話が出ることもなかった。
4月25日ごろから同月26日ころにかけて、土屋弁護士の事務所に、満井被告、緒方被告、許副議長および趙委員が数回にわたり集まり、売買契約の内容について協議を行い、原案がほぼ整った。
緒方被告としては、河江被告や満井被告から、有力な資金提供候補として弁護士の名前を聞かされ、4月中にも資金提供が最終決定され売買契約締結に至る見通しを立てていた。
しかし、4月26日ころから同月27日ころにかけて、緒方被告から印鑑登録証明書などを預かりハーベスト投資顧問株式会社の本店変更および代表者変更の登記手続を行った河江被告から、緒方被告に対し、変更登記完了まで数日程度はかかるとの説明があり、また有力な弁護士側との交渉も継続しているとのことであったため、緒方被告から土屋弁獲士に対し、そのような状況を説明して了解を得た。
緒方被告が何らかの意図で引き延ばしの口実に利用しようとしてこのような説明をしたものでは一切なかった。
=(4)へ続く
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