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【緒方被告側の冒陳(3)】「総連側にうそつく謀議はなかった」 (4/5ページ)
緒方被告は満井被告が手数料から負担するとした分は、売買契約成立後に同人に対し支払われる金員の一部が充てられるものと考えており、既に朝鮮総連から満井被告に対し金員が支払われていることは全く知らなかった。
そのころ、満井被告から緒方被告に対し、河江被告が着々と投資家探しを行いつつあり、その中で、有力な弁護士に接触できそうであるという情報がもたらされていた。
このような状況の中で、満井被告が緒方被告に河江被告を紹介することになり、4月24日ごろの夜、3人で一緒に食事をすることになって、緒方被告と河江被告が、先に東京都中央区内の飲食店へ行き、遅れて満井被告が加わった。
河江被告は緒方被告に、「受け皿会社として、昨年10月ごろに私が設立したハーべスト投資顧問株式会社を使いたいと考えています。この会社の代表者は、ある公認会計士になっていますが、この人のままにするわけには行かないので、緒方先生が代表者になってください。本店も緒方先生の事務所に変更したいと思います」などと持ちかけた。
河江被告が述べた公認会計士は、日ごろから河江被告と電子メールなどにより頻繁に連絡を取り合い、私生活上の相談も受け、本件取引についても電子メールなどで報告を受けるなど、河江被告と密接な関係を有していた。
緒方被告は、河江被告に対し、上記会社の代表者になることを了承し、「法律事務所との混同は避けたいので、私の自宅を本店にしよう」と答えた。
緒方被告は、河江被告と初対面であったため、いろいろと質問したところ、同人は、弁舌さわやかに、都市銀行のファンドマネジャーをしていたことや、満井被告とは長年の付合いがあり、満井被告から依頼された投資家探しについては、ファンドを主導する弁護士の事務所に既に話を持ち込んでいることなどを淡々と説明した。
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