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【総連事件初公判(2)】罪状認否で独演「元総理の指示で国策捜査」満井被告(14:15〜14:30) (2/2ページ)
「審理を通じ、遠からず無実が証明されると確信しています」
《緒方被告の罪状認否は終了。続けて満井被告も用意してきた紙を読み上げようとするが、廷吏から渡された紙の厚さに裁判長はやや驚いた様子だ》
裁判長「これは相当(長い)ですね…。今日は概略的に言いたいことを言う手続きなので、5分でどうですか」
満井被告「エー、5分じゃ無理です!」
《大声が法廷に響いた。終始落ち着いた様子の緒方被告とは対照的だ》
裁判長「それでは(2時)35分までに終わってもらえますか。あと12分ほどありますので…」
《やや不満そうだが、満井被告はめがねをかけ、紙を読み上げ始める》
満井被告「まず、私は生まれたときから国を愛し、男として、正義を持って育てられました。今日まで変わることのない原点です。今回の事件の構図は、安倍(晋三)元総理対緒方元長官と私。元総理の指示で検察がやった国策捜査です」
《一連の事件を「国策捜査」と位置づけた満井被告。少し興奮気味の口調で、検察への批判をさらに続ける》
「事件は被害者なき詐欺罪と位置づけられました。逮捕は現行犯のごときスピードで実行、勾留(こうりゅう)されました。40日間の取り調べは、事件にするための虚偽の組み立てによる事実に反する調書です。『これにサインしろ』と脅迫、強要され、物心ついてから初めて拷問を受ける体験をしました。毒を飲むか、恥を飲み込むかの闘いでした」
《続いて満井被告は、昨年9月に安倍晋三前首相あてに自分が書いた手紙の「あとがきを読みます」と宣言。なかなか罪状認否の本題に入らない》
「朝鮮総連の敷地が『更地になったら見に行く』と言ったことが事実なら、指導者の要諦を得ていない。両国の関係を考えれば、権力の恐ろしさを感じた」
「誰もいさめる国会議員はいないのか。拉致問題などの外交政策は正しかったのか。私は違うと思います」
《読み上げが始まり7分ほど経ったが、満井被告の「独演会」の様相になってきた。手前の検察官は、時折、法廷後方の時計をチラチラ見ている》
=(3)に続く
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