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【弁護側の最終弁論(1)】「憎悪を募らせる状況ではなかった」 (3/3ページ)

2008.5.12 17:19
このニュースのトピックス渋谷の妹バラバラ殺人
最終陳述する勇貴被告。丁寧すぎる口調で、淡々と反省と更正の気持ちを述べた(イラスト・成冨淳二) 最終陳述する勇貴被告。丁寧すぎる口調で、淡々と反省と更正の気持ちを述べた(イラスト・成冨淳二) 

 【遺体損壊も理解不能】

 検察官は「遺体の損壊は隠すため」だとして了解可能としていることについて、被告は一貫して解体した理由を「分からない」と供述しています。

 遺体を隠すためなら、左右対称に解体する必要はなく、15カ所に分ける必要もありません。遺体の一部を中の見えるバケツに入れたまま、寝てしまっており、放置しておくこと自体が精神状態がまともでないことの表れです。

 被告は亜澄さんの頭髪や陰毛を切り、尻や胸の肉をそいでいます。このことについても、被告は今も説明できていません。被告は捜査員の誘導で「誰に触られたか分からないので、おぞましく思い切ったんだろう」と尋ねられ、「そうかもしれません」と答えているだけです。

 被告は「邪魔だったからかもしれない」と話しましたが、捜査官に「そんなことではそり落とさない。妹の体を汚いと思ったのではないか」と言われ、「僕は涙があふれ、そうかもしれないと思った」と述べており、供述調書は被告の言葉ではありません。

★★★渋谷の妹バラバラ殺人 武藤勇貴被告公判記録一覧はこちら★★★

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最終陳述する勇貴被告。丁寧すぎる口調で、淡々と反省と更正の気持ちを述べた(イラスト・成冨淳二) 

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