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【武藤被告に求刑(6)完】「ご静聴ありがとうございました」 最後に被告が述べた内容は…(14:20〜14:32) (2/3ページ)
このニュースのトピックス:事件・トラブル
《最後に次のようにまとめ、弁論を締めくくった》
「色々な事情を総合すると、被害者や家族が抱えていた問題から(事件が)起きたこともあり、被告はいずれの犯行時も、被告とは別の獰猛(どうもう)な別人格に支配されており、責任能力はなく、無罪です」
《最終弁論が終わり、勇貴被告の最終陳述に移る。証言席にゆっくりと歩き出す勇貴被告の表情はこれまでと変わらない。淡々とした様子で、裁判長に相対した》
裁判長「座ったほうがいいですか?」
勇貴被告「立ったままで結構です。述べたいことは3つあります。まず妹への思いから述べさせてください。妹は反抗挑戦性障害という病気のせいで、周囲となじめませんでしたが、女優という素晴らしい夢を持っていました。しかし、その夢は兄である僕によって殺されることで、踏みにじられました。僕は本当の意味での償いをしていかないといけません。一生かけて償っていきたいです」
《これまで法廷でほとんど動きがなかった勇貴被告だが、意外にもその声は、はっきりと法廷内に響いた。丁寧すぎる口調が逆に無機質さを醸し出しているようだ》
「次に僕のことを述べさせていただきます。妹は僕のことを『あずみんの勇君』と呼んでいました。妹が天国で『あずみんの勇君はこんなに立派な人なんだよ』と自慢できるような立場の人間に、僕はならないといけません。もし、そのような人間になることができたら、妹は反抗挑戦性障害という病気に気づかれず1人で苦しんでおりましたが、同じように誰からも気づかれず認めてもらえず、1人で苦しんでいる方々に少しでも手助けできるかもしれません。そうすれば、妹も喜んでくれるし、騒がせた世間や迷惑をかけた人への償いととっていただければ幸いと思います」
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