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【武藤被告に求刑(4)】「検察のつくった物語」「調書は作文」弁護人が猛反論(14:00〜14:10) (1/4ページ)

2008.5.12 15:54
このニュースのトピックス渋谷の妹バラバラ殺人
検察官が論告を読み上げる間も、勇貴被告は無表情のままだった(イラスト・成冨淳二) 検察官が論告を読み上げる間も、勇貴被告は無表情のままだった(イラスト・成冨淳二) 

 《遺体損壊時の異常な行動を指摘、勇貴被告に責任能力はないと主張した弁護側。最終弁論はなおも続いたが、勇貴被告は無表情で、視線は宙を見つめる。胸中で何を思うのか…》

 弁護人「検察官は犯行動機の1つに、勇貴被告が亜澄さんに憎悪の念を募らせていた、と言います」

 《奔放な性格の亜澄さんと不仲だったとする検察官の主張に、弁護人は反論する》

 「ただ、被告は憎悪の気持ちはないと供述の中で述べている。亜澄さんの誕生日やクリスマスにはプレゼントを買っているし、ゲームの貸し借りをしていたこともある。誕生日にケーキを焼いてあげたこともある。そういう関係で、仲は悪くない。家族も口をそろえてそう話します。事件の1年前ごろ、ゲームの貸し借りをしていて、ゲームの話をしていたと。(勇貴被告の)母も、仲は悪くなかったと供述しています」

 「そして、亜澄さんの関係者も(仲が良かったと)言っています。亜澄さんは高校3年のときに同棲(どうせい)していた男性に対して、『勇くん(勇貴被告)は優しい。最近は話さなくなったけど、元気なくて心配だ』と話しています。事件当時に交際していた男性にも『小さいときから勇くんとは顔がそっくり』と、うれしそうに話していたそうです。犯行時に憎悪の念は増幅されていないのです」

 「鑑定人の指摘では、事件当時、勇貴被告はひきこもりになり、社会から遊離していました。憎悪の動機に対しては疑問がある、と言っています。憎悪を強調して犯行動機とするのは検察のつくった物語です」

★★★渋谷の妹バラバラ殺人 武藤勇貴被告公判記録一覧はこちら★★★

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検察官が論告を読み上げる間も、勇貴被告は無表情のままだった(イラスト・成冨淳二) 
武藤亜澄さん
武藤勇貴被告

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