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【法廷から】「なんで意地になっちゃった?」ストーカー被告に裁判官が質問攻め (2/2ページ)
このニュースのトピックス:刑罰
被告「…」
裁判官は、さらに追及した。
裁判官「女性との付き合いの期間は短いんだよね。分かってないんじゃないの、相手のこと。好きもへったくれもないような気がしないでもないけど。なんで意地になっちゃったのかな?」
被告「別れ話を2人でしたかったので意地になってしまいました」
裁判官「付き合うってほど付き合ってもいないんだよね。『相手がいないと死んじゃう』っていうのはないんじゃないの?」
被告「ないです」
裁判官「にもかかわらず、2人で会うのに何でそんなにこだわったの?」
被告「…」
裁判官「たいして付き合いが深かったとも思えない人と、どうしてこんなことになるの?」
被告「…」
裁判官「この程度のことに何でこだわったのか、自分で厳しく考えた方がいいのでは?」
裁判官の矢継ぎ早の質問は、質問というより“説教”のよう。被告は最終意見陳述で「申し訳なかったと思います」と話すのが精いっぱいだった。
この被告の法定刑の上限は懲役3年6月だが、この事件で上限の刑が言い渡されることは判例上の“量刑相場”から考えにくい。検察官の求刑も懲役1年だった。
ストーカー行為は、被害者の身体に具体的な危害を加える重大犯罪に発展する危険性もある。裁判官は、被告に「なぜストーカー行為をしたのか」を内省させることによって、再犯を防ごうという意図があるように思えた。(半田泰)
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