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【あと1年で裁判員(5)完】誰だって「死刑」選ぶのは恐い 人を裁く資格と覚悟は (3/3ページ)

2008.5.8 23:04
このニュースのトピックス刑事裁判
職業裁判官ですら、死刑判決を言い渡すときは相当に逡巡するという。われわれ国民は「人を裁く」資格と覚悟を持つことができるだろうか職業裁判官ですら、死刑判決を言い渡すときは相当に逡巡するという。われわれ国民は「人を裁く」資格と覚悟を持つことができるだろうか

 極刑を 言い渡したる日の 氷雨かな

 「職業裁判官としてどれだけ経験を積んでも、人を裁くことの重みは変わらない。悩み苦しむのは当たり前。ただ、だれもがそれだけの重みを感じるからこそ、被告の人生に真剣に向かい合える」

 私たちに人を裁く資格があるだろうか。その重みを背負うだけの覚悟があるだろうか。

 最高裁判事を務めた斎藤朔郎氏(故人)は、かつて法律雑誌に寄稿した論文にこう記した。

 「人が人を裁くことを是認できるのは、裁く人が裁かれる人よりも上にあるからではない。それは、裁く人が法と証拠という客観的なものに支配されているからこそ、他人を裁くことが許されるのである」

       =おわり

     ◇

 この連載は白浜正三、半田泰、福田哲士、森本昌彦、大泉晋之助が担当しました。

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職業裁判官ですら、死刑判決を言い渡すときは相当に逡巡するという。われわれ国民は「人を裁く」資格と覚悟を持つことができるだろうか
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