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離島での活動がライフワーク 「島弁」小海弁護士 (2/3ページ)
しかし、1回の相談だけで解決できるケースはほとんどなく、「定期的な法律相談が必要」と実感した。以来、1〜2カ月に1回程度、都内の離島を回るようになり、7年余りで11の有人島すべてで法律相談を行った。昨年11月からは、離島での活動をつづった「島弁日記」をインターネット上で公開している。
活動を通して離島ならではの問題点を痛感した。人口の少なさや土地の狭さから、トラブルがすぐに周知の事実になってしまう独特の環境があり、裁判を敬遠する住民は多い。「当事者や周囲の理解を得て、裁判になる前に問題を解決させる必要も出てくる」。模擬裁判を通して、裁判や法律への理解を深めてもらう取り組みも行っている。
近年は東京の3弁護士会も離島で法律相談を行っているが、実施している島の数は限られ、回数も少なく、住民の要請に十分に応えているとはいえない。
小海弁護士は「何度も通うことで、住民の信頼を得ることができた。いまでは住民側から積極的に相談してくることもある。常駐はできないが、住民の生活の助けになれば」と話している。