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離島での活動がライフワーク 「島弁」小海弁護士 (1/3ページ)

2008.5.7 21:45

 弁護士が1人もいない“弁護士過疎地”の伊豆諸島・小笠原諸島で、7年間にわたり法律相談を行っている弁護士がいる。東京・四谷に事務所を構える小海(こかい)範亮(のりあき)弁護士(36)。費用はほぼ自己負担で、渡航はすでに60回以上に及ぶ。「離島の住民の不利益を見過ごせない」と、都心に拠点を置きながら「島弁」としての活動を続けている。

 都には11の有人島があるが、伊豆大島、新島、八丈島に家庭裁判所の出張所と簡易裁判所があるだけで、他の島には裁判所の施設がなく、弁護士もいない。しかし、法律問題がゼロというわけではない。相続、離婚…。住民が裁判に巻き込まれるケースもあり、本土の弁護士に相談し、東京・霞が関の本庁に足を伸ばさなければならず、金銭的にも身体的にも大きな負担となる。

 小海弁護士が離島で活動を始めたのは、若手の弁護士有志が小笠原諸島で法律相談を企画したことがきっかけだった。「東京の弁護士として離島の住民の不利益を見過ごしていていいのか」と思い、すぐに参加を希望。平成13年2月に初めての法律相談を行った。

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