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死刑執行の音声、テレ朝が放送 3度目11分間

2008.4.29 20:56
このニュースのトピックス強盗事件

 テレビ朝日は29日、朝の情報番組「スーパーモーニング」で、死刑執行の前後の様子を含む死刑囚の最期を伝える録音テープを放送した。同局で同じテープを紹介するのは3度目。

 番組によると、テープは大阪拘置所長だった玉井策郎氏が昭和30年に作成。強盗殺人罪で死刑を執行された死刑囚の最後の3日間を記録しているという。テープは計約1時間40分の長さで、約11分が流された。同番組は平成17年にも一部を放送。4年には同局の別の報道番組で紹介された。

 番組では死刑囚との最後のやりとりや、読経の声など、死刑が執行された刑場の様子が放送された。姉との面会、ほかの死刑囚との送別のお茶会、俳句会の様子も放送。執行前日、最後の面会で「姉さん、もう泣かんで。笑って別れましょう」と姉に言葉をかける死刑囚の肉声も紹介した。

 放送した理由について、番組は「光市の母子殺害事件の判決で死刑制度の是非や基準について注目が集まっているが、これまで死刑執行に関する情報はほとんど開示されてこなかった。裁判員制度が来年始まるのを前に、日本の死刑の実情を広く伝えたかった」などと説明している。

 AMラジオの文化放送(東京)は5月6日の報道番組で、今回と同じテープを使って、テレビ朝日が放送しなかった死刑執行の瞬間の音を放送する。

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