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【意見=無罪】「事件の本質は夫のDV」「鑑定医2人が揃って『心神喪失』とは…無視できぬ」 (3/4ページ)
●「精神鑑定の結果、検察側、弁護側両方の医師が心神喪失状態と判断したため。もしこの鑑定結果が無視される判決だとしたら、精神鑑定の意味がない。また精神医療の観点からも大きな問題となる」(東京都在住の自営業女性、35歳)
●「度重なるドメスティックバイオレンスが起こっていたことを、シェルター、写真、日記などのあらゆる形で証明している。逃げようとしても追いかけられ、離婚を迫ったら拒否され、気分転換にジムに通ったり、アルバイトをすることも力ずくで禁止されており、ストレスの逃げ場がなかったという点も証明されている。精神鑑定の結果、事件当時、責任能力がなかった点も双方が選任した鑑定人から証明されている。事故後冷静に死体の処理、家の内装替えをしているが、鑑定人の判断は責任能力がなかった点を示している。被告が離婚の口実に証拠として資料をためていたことは容易に判断できるが、当時から被害者を殺害することを前提に収集していたとは考えられない。以上の点から考えて、被害者は無罪にするべきだと考える」(海外在住の男性大学生、27歳)
●「犯行時に短期性精神障害が発症したことは2人の鑑定医の報告からも明らかである。検察官はあたかも歌織被告が鑑定医に対してのみ自分の心神耗弱や精神障害のことを自分の罪を免れるためのでっち上げのうその供述をしたと断じて被告のことを非難したが、被告の精神状態が長期にわたるDVによって異常をきたしたことは犯行にいたるまでの被告と被害者との生活を考えれば明らかである。また、遺体を切断し、すぐに見つかるような状態で破棄していることからも被告の精神状態が尋常ではなかったことが容易に推認される。被告が夫を殺害することのやむなきにいたった状況、DVによる恐怖、心理的な苦痛を考慮すると罪を問うことは到底不可能という外ない」(福岡県在住の自営業男性、47歳)
●「夫の有り余る家庭内暴力に耐え続け、精神的に追い詰められての犯行だと思う。家庭内暴力や児童虐待が社会問題化しつつある昨今の状況を踏まえるならば、被告人には寛大な処置が求められるべきであろう。また、弁護側の鑑定人のみならず、検察側の鑑定人までもが被告人の責任能力を否定するような鑑定結果を出すのは極めて異例の事態である。この鑑定結果を踏まえるならば、責任能力を欠いたと言わざるをえず、刑事責任を問うことは不可能である」(東京都在住の男性大学院生、25歳)
●「弁護人のいう『法律はみんなが安心して暮らすためのルールです。これを理解できる人にのみ、犯した罪を償わせることができます。理解していない人については非難できないし、その場合に刑罰を課すことは許されません』『凶悪犯罪を無罪とすることには抵抗があるかもしれません。しかし、それは無罪放免ということではないのです。歌織被告がルールを理解して、それに従うことができるようになるまで、治療を受けるということです』この最終弁論の二節に大変納得できました」(海外在住の女性、37歳)
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