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【判決ライブ(2)】「幻覚」見ても完全責任能力あり 歌織被告は裁判長に視線(10:08〜10:15) (2/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷ライブ
《続いて裁判長は、今回の事件に関する鑑定結果を検討した部分の読み上げを始めると告げた。まずは、犯行直前に歌織被告が「短期精神病性障害を発症し、一定の意識障害を伴う幻視、幻聴を伴う夢幻様状態に陥った。幻視の一部として祐輔さんを見ており、適切に行動を制御することが難しい状態にあった」とする鑑定結果をおさらいした》
「検察官は、歌織被告がそれまで誰にも幻覚のことを言っていなかったのに、鑑定人らの問診時に供述したのは、鑑定人らが誘導的に質問したからだと主張する」
《ここで裁判長は、「しかし」と述べた》
「一(いち)…矛盾のない幻覚体験を虚偽に語るには、高度に専門的な知識が必要である。…三(さん)…幻覚の内容は祖母や祐輔さんに関連する具体的なもので、鑑定人の誘導により供述したとは考えにくい…」
《4点の理由を挙げた後、裁判長はこう結論づけた》
「以上から、本件犯行当時、歌織被告に先述の幻覚症状が生じていたと認められ、そのほかに精神障害に関する鑑定結果の信用性に疑いを差し挟む余地はない」
《完全責任能力を認定したものの、裁判長は鑑定結果を否定したわけでなく、犯行時などに歌織被告が幻覚を見ていたこと自体ははっきりと認めた。いすに座って裁判長の方を向いている歌織被告は、ほとんど動かない。判決を聞き入っているようにも見える》
=(3)に続く
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