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【法廷から】映画館の前に生ごみをまき散らした被告 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
ホームレス犯罪を傍聴するたびに、暗い気持ちになる。ホームレスのことを一くくりに「自由を好んであえて路上生活している人たち」ととらえる人がいるが、少なくともこの被告は違った。仕事が見つからず仕方なく路上生活をしていた。
弁護人の最終弁論の間、被告は涙を流していた。
弁護人「勾留(こうりゅう)中、両親が他界していることを知り、親孝行ができなかったと反省している。被告の犯行は路上生活に原因がある。被告は50代後半で社会復帰できる最後のチャンス。台東区の福祉事務所に確認したところ、荒川寮には余裕がある」
被告の胸に去来していたのはどんな思いだったのだろうか。
検察側は懲役6月を求刑。判決は4月28日に言い渡される。(末崎光喜)