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【妹バラバラ 再び被告人質問(2)】「妹を引きずった時、血の道ができている−その場面が思い浮かびます」(13:45〜14:00) (1/4ページ)
《秋葉康弘裁判長は、勇貴被告に、犯行当時の記憶を1つずつ確認していく。証言台に座った勇貴被告は、正面の裁判長を見て、顔を上げたままだ。質問を聞き返したり、答えに困って沈黙したりする時も、微動だにしない勇貴被告は、どこか人ごとのような口調で答え続ける》
裁判長「前に法廷で弁護人、検察官、我々(裁判官)があなたに聞いたとき、あなたは『シーンを覚えているような感じ』と話していますが」
勇貴被告「そうですね。そう言われてみると、そうかもしれません」
裁判長「あなたは今日も、こんな場面を記憶していると述べた。そういう記憶と『木刀で殴った感じがある』というそれ(記憶)とは、頭の中で違ったものとして残っているのですか」
勇貴被告「そうですね。違ったもの…。難しい表現ですが、おっしゃる通りだと思います」
裁判長「亜澄さんを木刀で殴ったという自分が、体験したこととして記憶にはないのですか」
勇貴被告「体験したという記憶ではありません」
裁判長「あなたとしては、どういうふうに感じていますか?」
勇貴被告「そうですね。とても難しい質問ですが…。つまり、ぼくが木刀で妹を殴りつけた、そのような感じでしょうか」
裁判長「それは記憶とは違うのですか」
勇貴被告「記憶と言っていいのか、少し疑問が残ります」
《質問を聞いた上できちんと答えを返しているように見える勇貴被告だが、その言い回しには一定のパターンがある。『そうですね』『記憶と言っていいのか、少し疑問が残りますが』といった言い回しが多用され、質問と噛み合わないこともしばしばだ。こうした答えが勇貴被告の精神状態を判断するカギになると考えているのか、裁判長は注意深く質問を重ねていく》
裁判長「うーん。その場面というのは、あなたは思い返すことができますか?」
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