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“防衛省のドン” かつての面影なく 守屋前防衛次官 (1/2ページ)
「多大なる迷惑をおかけしたことを心からおわびします」。防衛装備品調達をめぐる汚職事件で21日、東京地裁で開かれた前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)の初公判。収賄罪の起訴事実を大筋で認め、緊張した面持ちで被告人席に着く姿に「防衛省のドン」と呼ばれた面影はなかった。防衛商社と癒着を深めた大物次官。防衛利権のヤミを暴く裁判が始まった。
午前10時前、東京地裁104号法廷に姿を見せた守屋被告は紺色のスーツに白色のシャツ姿。植村稔裁判長や弁護人に一礼し着席した。保釈時のげっそりとやせた姿に比べると、ややふっくらとした様子。
また、贈賄側の山田洋行元専務、宮崎元伸被告(69)ら3人も硬い表情で入廷。傍聴席には防衛省などの関係者で埋め尽くされ、4被告の一挙手一投足に厳しい視線が注がれた。
植村裁判長に促されて、証言台の前に並んだ4被告は起立の姿勢で背筋を伸ばしたまま、人定質問に答えた。植村裁判長に「職業は?」と問いかけられた守屋被告は「無職でございます」と力なく答えた。
続いて、検察官による起訴状の読み上げが始まると、守屋被告は緊張感からか両方の拳を軽く握りしめた。4被告はほとんど身動きすることなく検察官の読み上げに耳を傾けた。






