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【視点】争点なく審理進む見通し 年内にも判決 守屋裁判 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:特捜部
防衛官僚のトップと業者の根深い癒着が露呈した装備品調達をめぐる汚職事件は、守屋武昌被告と宮崎元伸被告の双方が起訴事実を認めたことで、主だった争点もなく審理が進む見通しとなった。今後は情状面での争いが中心となり、早ければ今秋にも結審、年内にも判決が言い渡されることになる。
贈収賄事件では金銭授受や便宜供与を求める請託の有無、わいろ性の認識などが争われるケースが多い。だが、今回の事件は個別の請託の立証を必要としない単純収賄罪であり、計120回に及ぶゴルフ接待や資金提供は、両被告とも捜査段階から認めざるを得なかった。検察側も「古典的な贈収賄」として公判維持に自信を見せている。
宮崎被告による11年に渡る恒常的な接待では守屋被告の妻が同伴することもあり、両者の関係は公私の境目をなくしていた。裏を返せば「事件そのものは守屋被告の脇の甘さによる個人犯罪」(検察幹部)という見方もできる。