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【法廷から】「104」に電話を計2602回かけ続けた男 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
裁判官「なぜ5、6カ月もやった?」
被告「少しでも人と話したかった」
裁判官「(人と話したくても)ゆがんだ形でやったらダメだし、相手が嫌がっていたら成り立たない」
被告「そうです」
仕事が長続きしない点についても追及した。
裁判官「なぜ仕事を我慢できないの?」
被告「わがままなところがあって、気に入らないとすぐに辞めていた」
裁判官「上司とけんかでもした?」
被告「自分の中で違うと思ったらすぐに辞めていた」
裁判官「継続的な友人関係を築きたいなら我慢が必要。一歩譲る部分があまりにもないのが原因だったのでは?」
被告「はい」
最後に、裁判官は励ましの言葉をかけた。
裁判官「法廷でのやりとりや身なりを見ると、仕事が続かないようには見えない。がんばってください」
被告「はい」
被告人質問で被告は30歳まで教員採用試験を受け続けていたが「正規採用されなかった」と述べた。このことも仕事が続かない原因になっていたのかもしれないが、40歳に近い男が夜な夜な「104」にいたずら電話をかける姿を想像すると、なんともせつない。教員になるという希望を失っても、自分を見失わず、真っすぐ生きてほしいものだ。
検察側は懲役1年6月を求刑。裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。(末崎光喜)