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【法廷から】「104」に電話を計2602回かけ続けた男 (1/3ページ)

2008.4.17 11:16
このニュースのトピックス法廷から

 30代後半になる男が、約半年で「104」に約2600回もの電話をかけ続けたのは、孤独と将来への不安からだった。業務妨害の罪に問われた男性被告(37)の初公判を16日、東京地裁で傍聴した。

 起訴状によると、被告は平成19年6月1日から11月17日までの間、計2602回にわたって、電話番号案内を利用するつもりがないのに「104」に電話をかけ続け、オペレーターに対し「切らないで、切らないで」などと言って対応させ、業務を妨害した。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。

 弁護人「『104』にかけようと思ったきっかけは何ですか?」

 被告「正規で利用したところ、オペレーターとやりとりができたのがきっかけです」

 弁護人「あなたが『きれいな声ですね』と言うと、相手が『ありがとうございます』と言った?」

 被告「そうです」

 犯行の背景には孤独と将来への不安があったようだ。

 弁護人「どんな目的で電話した?」

 被告「短期の仕事をしていて、継続的な人間関係が築けず寂しい気持ちだったのと、30代後半になって人生の先行きに不安を感じた。酒を多めに飲んだとき、その感情が増幅されてかけてしまった」

 検察側の冒頭陳述によると、被告は関西の有名私大を卒業後、塾講師や警備員など職を転々としていた。情状証人として証言台に立った被告の父親は、次のように証言している。

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