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【歌織被告】検察の論告(6)完「自己弁護に責任転嫁…家族のきずな断ち切った」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:刑事裁判
●3 犯行後の行動が悪質
歌織被告は祐輔さん殺害後、数々の証拠隠滅工作を行いました。祐輔さんが自らの意思で失踪(しっそう)しているように装うことで罪を免れようと画策し、遺体が発見されても身元が判明しないようにするため捜索願を提出する際に警察官に嘘を言いました。
そして、最も許し難い証拠隠滅工作は、祐輔さんの安否を気遣う彼のご両親に対して、生存を偽装したことです。
自らの手で祐輔さんを殺害し、その遺体を切断して処分しておきながら、同じ手でお父さんにあてて、彼の携帯電話から彼が自らの意思で失踪したかのようなメールを送りました。歌織被告は誰よりも祐輔さんの生存を願っていたご両親を、後に地獄の底に突き落とすような行為を平然とやってのけたのです。
そして、歌織被告はこのような悪質な証拠隠滅工作さえ、まるで祐輔さんのご両親を安心させるためにしたかのように弁解しているのであり、まったく自己中心的で身勝手としかいいようがありません。
●4 反省の態度がまったくない
歌織被告には反省というものがまったくみられません。法廷で「自分が犯人だから」と言っていますが、大切なことは何も語ろうとしません。
歌織被告が認めているのは、客観的な裏付け証拠があるために、否認しようにもできない事実の部分だけです。そのほかにこの法廷で語ったのは、祐輔さんをおとしめ、自分を正当化する言葉だけでした。
結婚生活においては、妻と夫の双方がお互いを理解し、相互に歩み寄ることが必要です。しかし、歌織被告は祐輔さんとの結婚生活が破綻(はたん)したことについて、まったく自分には原因がないと言い切りました。
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