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【歌織被告に求刑(5)】「当日は精神障害」 弁護人が語った最後の“ストーリー”は…(16:30〜16:45) (1/4ページ)

2008.4.10 18:50
このニュースのトピックス渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
弁護人の最終弁論を聞く三橋歌織被告(イラスト・成冨淳二)弁護人の最終弁論を聞く三橋歌織被告(イラスト・成冨淳二)

 《検察側が歌織被告に懲役20年を求刑した後、法廷はわずかに騒がしくなった。傍聴席にいた報道関係者が、速報を伝えるために外に出る》

 《裁判長は続いて、弁護側に最終弁論を行うよう指示した。男性弁護人は法廷中央にある証言台にまで歩を進め、3人の裁判官をまっすぐ見つめるように最終弁論を始めた。手元のメモを読み上げるスタイルではなく、時折、身振りを織り交ぜたプレゼンテーションのようなやり方だ》

 弁護人「この事件を理解するためには、ポイントが2つあります」

 《弁護人は左手の指を2本立て、大きな身振りで話し始めた》

 弁護人「1点目として歌織被告はまず、この(祐輔さんからDV=配偶者間暴力の被害を受けていた)生活から逃げたかっただけです。そして2点目としては、事件があった日、歌織被告は病気が発症していたということです」

 《殺人事件が起きたのは歌織被告が精神障害に陥っていたから。そして、歌織被告が精神障害に陥った原因は祐輔さんの暴力−。弁護人はそのようなストーリーで弁論を行うようだ。弁護人席の前に座った歌織被告は、やや目線を下げている》

 弁護人「歌織被告は祐輔さんからDVを受けており、そこからずっと逃げ出したいと思っていました。それは彼女の残した手帳などから裏付けられます」

 「歌織被告が(祐輔さんの暴力から逃れるために入った)シェルターから出た後、祐輔さんからの肉体的暴力が少なくなったときもあります。ですが、歌織被告はそのときすでに(それまでの暴力が原因で)PTSD(心的外傷後ストレス障害)に罹患しており、DVの恐怖は以前と同じでした」

歌織被告のこれまでの裁判全記録はこちら、■特集「夫バラバラ殺人 セレブ妻公判」はこちら

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弁護人の最終弁論を聞く三橋歌織被告(イラスト・成冨淳二)
女性検察官の論告読み上げに、三橋歌織被告は無表情で耳を傾けた(イラスト・成冨淳二)
三橋歌織被告
三橋歌織被告
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