MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 事件 犯罪・疑惑事故・災害裁判写真RSS feed

【法廷から】親の借金の保証人になった被告 (2/2ページ)

2008.4.9 10:01
このニュースのトピックス法廷から

 検察官「横領の金を返済せず、4日間で使ったのはなぜと思いますか?」

 母親「わからない」

 検察官「被告にかけたい言葉があったら言ってください」

 証言台の母親は被告人席に座る息子に顔を向けて、ゆっくりと言い聞かせるように話しかけた。

 母親「○○、2度ともう間違いを起こさないでほしい」

 被告人質問で、被告は「被害者から金を預かった時点では、横領する気はなかった」と強調した。

 被告は名古屋から兵庫県の実家へ戻っている。

 弁護人「実家に戻ったのはなぜ?」

 被告「フラフラするのをやめて、免許を取り直して仕事を探そうと思った」

 弁護人「どんな仕事?」

 被告「運送屋です」

 弁護人「腰が良くないのを我慢しようと思った?」

 被告「多少我慢できるので、無理してでもやろうと思った」

 被告本人に金がなくても家庭が経済的に豊かであれば、示談金も十分に支払えるし、社会復帰後のフォローの幅も広がる。この被告は親の借金の保証人になっていた上に、持病があって就業するにも制約があった。

 最後に裁判官から「何か言いたいことがありますか」と問われ、被告は「申し訳ないと思っているので、更生して社会復帰したら●●に(横領した金を)弁済したい」と述べた。

 今後は一気に稼ごうとせず、身体に負担をかけない仕事で地道に借金を返済していってほしい。

 検察側は懲役1年2月を求刑。判決は4月15日に言い渡される。

      (末崎光喜)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。