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【法廷から】傍聴人に話しかける裁判官 異例の“即席質疑”も (3/3ページ)
このニュースのトピックス:刑罰
一升瓶で殴ったら下手すれば死なせてしまう可能性もあると思うが、その点を裁判官も追及した。
裁判官「被害者も自分に悪い点があったと認めているようですが、一升瓶で殴ったら死ぬんじゃない?」
被告「考えなかった」
裁判官「なぜ?」
被告「興奮状態にあった」
最後に裁判官は被告を諭してこう言った。
裁判官「凶器を使うのは絶対に危険な行為なのでね。許してくれない被害者もいるのに、許してくれると言っている。よく反省してください」
被告「はい」
検察側は懲役1年を求刑し結審。裁判官は懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
裁判官が傍聴席に説明した通り、審理から判決まで迅速に終わった。1回の裁判に要した時間は、30分弱だった。
傍聴人に即決裁判の仕組みを説明するなど、国民により近く分かりやすい裁判を実現しようとする裁判官の意識の変化が、法廷にいて感じられた。(末崎光喜)