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【法廷から】不法在留の理由は? 母を祖国に残したミャンマー人 (1/3ページ)
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金稼ぎ目的で外国から不法入国したり、旅券の在留期間が過ぎても不法に滞在したりする外国籍の被告は少なくない。しかし、東京地裁で3月31日に開かれた初公判で出入国管理及び難民認定法違反の罪に問われた男性被告(37)には、冒頭のようなケースとは別の事情があった。
起訴状によると、被告は平成4年10月ごろ、出身国のミャンマーからタイを経由して入国審査官から上陸の許可を受けないまま船で日本の港に上陸、今年2月26日まで千葉県内などに不法に在留した。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
弁護人「1998年にミャンマーでは軍事クーデターがありましたね」
被告「はい」
弁護人「ミャンマーでは反政府活動をしていて、帰国すると身の危険があった?」
被告「はい。危険がありました」
難民認定の手続きをすれば、合法的に日本に滞在できるが、被告はその手続きをしていなかった。
弁護人「日本に来て、難民認定はしましたか?」
被告「していません」
弁護人「難民認定の手続きがあることは知っていた?」
被告「不法入国したので逮捕されると恐れて、しなかった。細かい手続きは知らなかった」
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