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【Re:社会部】証人として参加した法廷
このニュースのトピックス:迫る裁判員制度
「宣誓。良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います」
先日、自分が書いた記事をめぐる民事訴訟の証人として東京地裁の法廷に立ちました。法廷取材は何度も経験していますが、傍聴席ではなく、当事者として裁判長、弁護人が向き合う空間に立ち入るのは初めてでした。
東京地裁で最も大きい103号法廷。真正面に裁判長、右側に当方の弁護人、左側に相手方の弁護人が十数名ほどずらり。背後には100人近くの傍聴人。いやがおうにも緊張しました。
相手方の弁護人による反対尋問は、当然のことながら厳しい内容でした。自分の主張に後ろめたさはありませんでしたが、法律のプロ達を前にした独特の雰囲気の中、想定外の質問もあり、防戦一方。相手を質問攻めにするのには慣れていても、質問攻めにされるのは苦手だと痛感しました。
私は当事者ですから、強いストレスを感じながらも裁判に向けた準備に懸命に取り組みました。しかし、来年からスタートする裁判員制度は、抽選で選ばれた国民がいきなり当事者となって裁判に参加します。事件と関係のない人が即座に意識を持って裁判に臨めるものでしょうか。
実際に裁判に参加してみて、ふとそんなことを思いました。
(龍)