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【法廷から】偽名で通した被告が“転向”した理由 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
被告は捜査段階で、一貫して自分の氏名を名乗ることを拒否していた。
弁護人「○○○(偽名)
と名乗り、本籍も偽った理由は?」
被告「依頼されたとき、(氏名を)隠した方がいいと聞いたから」
弁護人「(起訴後の)勾留(こうりゅう)中に(本名を)話した理由は何ですか?」
被告「安易な考えで引き受け、日にちが過ぎる中で、先生(弁護人)と話して、こんな形で進めても仕方ない。やったことは認めないと反省にならないので供述した」
被告は短期大学にスポーツ推薦で進学したが、不登校になり除籍。その後は建設会社、スポーツジムなどで働き、上京した。
弁護人「東京での仕事は?」
被告「主な仕事はなく、彼女に食べさせてもらっていた」
弁護人「なぜ仕事をしなかった?」
被告「中途半端で不真面目だった」
弁護人「彼女はどんな仕事をしている?」
被告「タレントと聞いている」
弁護側の証拠によると、被告の彼女は接見に来てくれたが、別れる意思を示した。
裁判官「彼女の接見の様子では別れる意思は固い?」
被告「はっきりとした形ではないが、事件を起こしたことはしかられたし、私は『二度としない』と約束した。できればやり直したい」
裁判官「彼女には本名と出身地を言っていた?」
被告「はい」
裁判官は、被告が名前を明かすのを拒否する依頼主のことを質問した。
裁判官「依頼を受けた人からまた連絡が来たらどうする?」
被告「携帯を持っていないので連絡は来ない。彼女の家に来ない限り、連絡はない」
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