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【衝撃事件の核心】おとり捜査“暴露” 「協力したのにパクられた」訴状の生々しさ (1/4ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
おとり捜査。その名は聞いたことがあっても、なかなか表に出ることのない内実が、佐賀地裁に提起された1件の民事訴訟から浮かび上がった。「犯罪グループの情報を警察に提供したのに、おとり捜査に利用された上、逮捕された」。強盗予備の容疑で昨年7月に逮捕(その後不起訴)された佐賀市の中古車販売業、Aさん(36)が今月、驚くような主張をもとに、県を相手取り、300万円の損害賠償を求めて佐賀地裁に提訴したのだ。その訴えは生々しい。
一見なんでもない事件だが…波紋呼んだ「告白」
《佐賀署は29日、強盗予備の疑いで佐賀市□□、指定暴力団山口組系組幹部、○○(35)ら5容疑者を逮捕した》
《調べでは、○○容疑者は4容疑者と共謀し、佐賀市内の無職男性(43)方に押し入り強盗をしようと計画。○○を除く4容疑者は、前日の28日午後3時ごろ、バールや目出し帽などを所持し、車で男性方に行った疑い》
《同署に『強盗を計画しているようだ』という電話があり、張り込んでいた署員が職務質問。その後の調べで○○容疑者が捜査線上に浮上した》
佐賀県内で発行されている地元新聞や、全国紙の地域版などに昨年7月30日、こうした記事が載った(報道では実名)。
報道によっては、捜査の端緒を「情報を受けて張り込んでいた」「内偵中」などと表現したものもあった。
一見、警察の発表をもとに記者が取材して掲載された一般的な事件記事のようにも感じるが、逮捕された5人のうちの1人、Aさんの「告白」により、大きな波紋を広げていくことになった。
強盗計画の告白に刑事は「やってくれ」
Aさんが訴状で「ことの真相」と主張している内容を要約すると、経緯はこうだった−。