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【沖縄集団自決訴訟・大江氏側会見詳報】(2)「裁判背景に大きな政治的動き」 (1/3ページ)

2008.3.28 12:35
このニュースのトピックス沖縄集団自決
判決後に記者会見する(右から)岩波書店の宮部信明編集局部長、作家の大江健三郎さんら=28日午前10時50分、大阪市北区の大阪司法記者クラブ判決後に記者会見する(右から)岩波書店の宮部信明編集局部長、作家の大江健三郎さんら=28日午前10時50分、大阪市北区の大阪司法記者クラブ

 記者会見での大江氏の発言が続く。

 大江氏「今回、私は2つのことを問題としたい。一つは、私どもは裁判が始まってから、集団自決という言葉を使ったが、沖縄の人が常にいっていたのは『自決ではない』ということ。自決とは例えば、軍人がある責任をとって自ら死ぬこと。沖縄の人が追いつめられて自殺したのは、集団自決とはあたらない。今後使われないことが望ましいと思う。

 もう一つは、裁判の背景に、政治的な大きな動きがあったこと。具体的には、2003(平成15)年に有事法制ができあがった。有事法制について、ある新聞記者は戦争をするマニュアルだといったが、正しいと思う。戦争をできる国にするということだ。2005(平成17)年には私の沖縄ノートの訴訟が提起された。2007(平成19)年には教科書から、いったん軍の関与の意味を含んだ部分が取りさらわれた。

 11万人に及ぶ集会もあった。20代の終わりから沖縄にかかわってきたましたが、一番感動した集会だった。この3つの動き、軍の強制、命令、関与についての一連の動きは、有事法制が一番根本にあると思う。

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判決後に記者会見する(右から)岩波書店の宮部信明編集局部長、作家の大江健三郎さんら=28日午前10時50分、大阪市北区の大阪司法記者クラブ
沖縄集団自決訴訟の判決後、「大江・岩波勝訴」の紙を掲げる女性=28日午前、大阪市北区の大阪地裁前(撮影:門井聡)
沖縄集団自決訴訟で入廷する原告の梅沢裕さん(前列中)、赤松秀一さん(前列左)ら =28日午前9時41分、大阪市北区の大阪地裁(撮影・門井聡)
沖縄集団自決訴訟の判決のため大阪地裁に入る被告の大江健三郎氏=28日午前9時31分、大阪市北区(撮影・門井聡)
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