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東京地裁で新たに29人が和解 薬害肝炎
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汚染された血液製剤「フィブリノゲン」などを投与され、C型肝炎に感染したとして、患者らが国と製薬会社に損害賠償を求めた薬害C型肝炎訴訟で、患者29人と国との和解が28日、東京地裁(白石哲裁判長)で成立した。これで、全国で和解が成立したのは計161人となった。
この日和解したのは、昭和51年〜平成元年、フィブリノゲンなどを投与され感染した20〜70代の男女29人。フィブリノゲンに別の薬剤を混ぜて作り、心臓手術などの際の止血剤として使われた「フィブリン糊」で感染した患者2人も含まれている。フィブリン糊患者の和解は初めて。
和解に先立って開かれた口頭弁論で、原告の久野郁子さん(49)が「健康を奪われ、差別を受け、普通の平凡な生活を奪われた。命を奪われた人もいる。これはまさしく犯罪。肝炎にさせられたことが悔しい」と述べた。