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【妹バラバラ公判再開(10)完】「整合性ないのでは?」鑑定に納得できない検察側 再鑑定請求も視野(16:45〜16:53) (1/2ページ)
このニュースのトピックス:渋谷妹バラバラ殺害事件
《牛島定信鑑定人への尋問が約2時間にわたって続いたが、弁護側、検察側も責任能力の有無について、釈然としない部分があるようだ。双方とも腕組みをして、鑑定人を注視した》
裁判長「勇貴被告が遺体を解体したときに解離性障害だったとすると、被告の(解体時の)判断状態については、どのように理解すればいいのか?」
鑑定人「別人格が出てきて、本来の人格とかかわりなくひとつの行為を行ったとしか、今は説明できない」
裁判長「…つまり本来の人格とは無関係ということか?」
鑑定人「ある意味ではそうだ」
《腕組みをしていた検察官が立ち上がった。勇貴被告は無表情で、両拳をひざにおいたまま、微動だにしない》
検察官「ちょっと一つ。鑑定人は、殺人も遺体の解体も、別人格(の行為)だといいたいのか?」
鑑定人「そうだ」
検察官「それを前提としてね。あなたは鑑定書では『人格には全くもって責任能力があったとは言い難いが、完全になかったとも言い難い』としている。では今になって、『責任能力を欠いていた』と言うのはどういうことか? 整合性がとれないのではないか?」
《鑑定書では責任能力の有無について断言をしていないのに、法廷では遺体解体時について『別人格』と言い切った鑑定人の矛盾に、検察官はいぶかしげな表情だ》
鑑定人「そのとき(殺害時)の感情的な反応を聞くと『責任能力はなかった』と言うのは難しいと考えた。一番初めの殺害の瞬間には、必ずしも責任はないとは言えないと。しかし、よくよく考えて、(殺害と遺体損壊を)2つ分けて考えてみるべきと思い直した」
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