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【妹バラバラ公判再開(9)】勇貴被告の犯行時の記憶「知る術なし」と鑑定人(16:30〜16:45) (1/2ページ)
このニュースのトピックス:渋谷の妹バラバラ殺人
《犯行時に体験した事実の「記憶」と、心の中での「思考」。武藤勇貴被告は、それぞれを切り離して考えることが難しい−。これが、牛島定信鑑定人による結論のようだ。検察官は、この点についてさらに突き詰めて質問を重ねる》
検察官「(アスペルガー障害の場合)創作の話と記憶が一緒になりやすいということだが、(鑑定では)どのように切り離したのか?」
鑑定人「繰り返し質問していく中で切り分けていった。だが、入っていけない領域があった。それが(犯行の)惨状の部分だった」
検察官「嫌な記憶に戻りたくないということではないのか?」
鑑定人「繰り返し聞いて、環境を作り直していく上で普通は記憶が出てくるものだが、勇貴被告(の心の記憶)は動かない」
検察官「(刑務所や拘置所など、強制的に自由を阻害される環境下で見られる人格反応の)拘禁反応でも健忘が現れるが?」
鑑定人「それはあるが、拘禁反応はストレスの強いときに現れる。だが、今の(拘置施設の)管理状態の中では拘禁反応ではないと思う」
検察官「勇貴被告は潔癖強迫症ということだが、拘置施設ではストレスにならないのか?」
鑑定人「本人は我慢している側面はあるが、バランスを崩すストレスの強さではない」
《検察官の尋問は終わり、弁護人が補足で質問する》
弁護人「(鑑定では犯行時に)別人格が衝動的に突出してきたということだが、犯行は木刀で殴り1時間後にタオルで首を絞め、浴槽に沈めたものだったが、衝動的に突出したのはどの時点だったのか?」
鑑定人「それはわからない」
弁護人「遺体の解体時には別人格になっていたということだが?」
鑑定人「手の込んだ細かい作業は人格がないとできないことだから」
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