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【妹バラバラ公判再開(7)】解離性状態「きっかけは…引きこもり」(16:00〜16:15) (2/3ページ)

2008.3.24 17:55
このニュースのトピックス渋谷の妹バラバラ殺人
武藤亜澄さん武藤亜澄さん

 検察官「被告は亜澄さんから『バカじゃないの』と言われ、不快に思ったと公判で供述しているが、これは感情の表れではないか」

 鑑定人「感情の表れというか…。たとえばお父さんやお母さんが被告本人を無視して、あることを勝手にしたことがあって、被告が口もきかなくなったことがあった。被告は『無言の抗議』と言っていたが、腹が立ったのかと聞くと、そんなことはないと言う。本人の心理状態は微妙。怒りを意識から排除しようとする人格形成は認めざるを得ない。不快という言葉が出てくるが、基本的にはそんなことは感じていないと思う」

 《検察官は質問を変えつつ、勇貴被告に犯行時の記憶があったことを引き出そうとするが、牛島鑑定人の主張は揺るがない》

 検察官「攻撃的側面は隠されていると言うが、普段は一切出てこないのか」

 鑑定人「聞き出した範囲では4回エピソードがあった。一つは(先ほど述べた)父母が勝手にしたことに対して口もきかないということ。ほかには亜澄さんに向かって攻撃性が出たが、それを抑えようと手を骨折するぐらい強く壁を殴ったこと。突出して出てくる」

 検察官「なぜ突出するのか」

 鑑定人「そのタイミングだから」

 検察官「やったことは覚えている?」

 鑑定人「そのときは感情的なことは分からない。健康な人間と比べて、感じていることを認識するプロセスが薄い」

 検察官「殺害行為のときは衝撃性が突出した?」

 鑑定人「そうだと思う」

★★★渋谷の妹バラバラ殺人 武藤勇貴被告公判記録一覧はこちら★★★

これまでの【衝撃事件の核心】はこちら

このニュースの写真

武藤亜澄さん
鑑定人への尋問が続く中、勇貴被告は終始うつろな目で座っていた=平成20年3月24日、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
鑑定人への尋問が行われている間、目を伏せたまま微動だにしない武藤勇貴被告(イラスト・成冨淳二)
武藤勇貴被告
亜澄さんの自宅前のガレージには花束やぬいぐるみが供えられていた=昨年1月9日午後、東京都渋谷区
殺害現場となった自宅付近=昨年1月4日、東京都渋谷区

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