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【妹バラバラ公判再開(6)】記憶にあるのは「デジタル時計の数字と風呂場に何かを敷いた情景」だけ(15:45〜16:00) (2/2ページ)
このニュースのトピックス:渋谷の妹バラバラ殺人
検察官「鑑定人はこの事件のときの記憶を被告がどの程度持っていたのか、持っていないのか確認できているのか」
鑑定人「11回の面談で努力をしたが、徒労に終わった」
《主張してきた事柄が勇貴被告の記憶にはないとされた検察官は、勇貴被告の残された記憶について質問を始めた》
検察官「記憶は全く残っていないのか」
鑑定人「アスペルガー障害に特徴的なものだが、写真のような情景で記憶を残している」
検察官「写真のような情景とはどのようなものか」
鑑定人「デジタル時計の数字の表記と、風呂場に何かを敷いた情景」
検察官「被告に記憶があるのはその2点だけか」
鑑定人「そうだ」
検察官「それ以外では、検察官が冒頭陳述で述べた経過を記憶していないのか」
鑑定人「そうだと思う」
検察官「全くないのか」
鑑定人「時間をかけて被告と話が出来れば写真のような情景が増えるかもしれないが、(面接期間が)2カ月ではそれぐらいしか聞き出せなかった」
《鑑定人は勇貴被告が事件直前の記憶までも失っていると述べ始めた。質問を続ける検察官はもどかしそうな表情を浮かべる》
検察官「被告に別人格が出ていないときの記憶がないのはなぜか」
鑑定人「逆行性健忘という症状だ。事件と関係のない(事件の)午前中に母親と兄とラーメンを食べに行ったことも被告の記憶にはない。自然な逆行性健忘だ」
検察官「後悔の念を抱いていることについては」
鑑定人「自分の部屋に被害者の下着があって自分が犯行をやったことを確認している。そういう感情体験(後悔の念を抱くこと)を被告はしている」
検察官「記憶と思考に混同があるのはアスペルガー障害の特徴か」
鑑定人「学問的には突き詰められていないが、アスペルガー障害でなければ起こりえない」
=(7)に続く
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