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【妹バラバラ公判再開(1)】「隠れていたもの爆発、亜澄さんの挑発で」(14:36〜14:45) (3/3ページ)

2008.3.24 15:49
このニュースのトピックス渋谷の妹バラバラ殺人
武藤勇貴被告武藤勇貴被告

 裁判長「強迫性障害とは強迫が次々と浮かんでくる状態。手を洗っても細菌が付いているという考えに圧倒され、生活に支障をきたす。背後には、完全主義や規則にこだわる性格があるとみられる」

 「次に解離性障害についてだが、一般的に意識障害は脳の意識混濁(こんだく)と心因性の意識狭窄(きょうさく)がある。解離性障害は後者である」

 《被告人席の勇貴被告は、ずっと目を閉じたままだ。裁判長は再び、鑑定書の本文に戻って、読み上げを始める》

 裁判長「小学校低学年までは周囲と適応できていたが、青年期になって社会性のなさが出てきた。犯行時には社会から分離された状態にあった。学校の成績は落ち、自分の世界に没頭する。4度目の大学受験を控えても、プレッシャーを感じることなく、被害者の亜澄さんとの間でも、関係がうまく築けなかった」

 「亜澄さんが挑発的態度を取ると、人格内部に隠れていたある部分が爆発した。しかし、本人に(隠れていた部分の)認識はなく、事件現場の記憶はよみがえらないままである」

 《勇貴被告に表情はなく、裁判長の言葉を聞いているのか、いないのか判断がつかない。静かな法廷には、裁判長の声だけが響いている》

     =(2)に続く

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このニュースの写真

武藤勇貴被告
武藤亜澄さん
代々木署から東京地検に向かう勇貴被告を乗せた捜査車両=昨年1月5日、東京都渋谷区(撮影・大井田裕)
亜澄さんの自宅前のガレージには花束やぬいぐるみが供えられていた=昨年1月9日午後、東京都渋谷区

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